2004年06月01〜30日


2004/06/29
PCI EXPRESS版GeForce 6800を使って「SLIテクノロジー」を復活。情報元1情報元2
昔、3DfxがVoodoo2を2枚差して性能を倍にする「SLI」接続を提供していましたが、nVIDIAはPCI EXPRESS版GeForce6800を2枚使っての「SLI」を復活させました。SLIの実現は、下記の条件が必須となります。
・2枚のPCI EXPRESS版のGeForce 6800 Ultraか,2枚のPCI EXPRESS版GeForce 6800GT
・PCI Expressスロットを2基以上備えたマザーボード
・ビデオカード上にSLI専用スロットがあること
・SLIサポート機能付きForceWare(ドライバソフト)をインストールすること
SLI接続することによって、パフォーマンスは1.87倍になるようです。GeForce6800Ultraで3DMark03のスコアは12000ですから、SLI接続だと22000オーバーになります。ヘビーゲーマーにとっては朗報です。
現在のGeForce6800では消費電力が多く、発熱量もかなりのものになっています。nVIDIAはこの先、1枚のビデオカード上に1GPUでこれ以上性能を上げて行くことに限界を感じ始めたために苦肉の策で「SLI」を出してきたのではないかと思いますが、今後、マルチGPU化は流行りそうな予感がします。

2004/06/25
LGA775対応マザーが問題発生で全回収へ、ICH6のバグか?情報元

nVIDIAの次世代ハイエンドGPUにAGP版が存在する?情報元
nVIDIAとATIは、今秋に次世代ハイエンドGPUとして「NV48」と「R480」をリリースする予定です。しかし、nVIDIAは次世代のハイエンドGPUはネイティブPCI Expressになると言っていましたが、AGP版が「NV48」、PCI Express版が「NV48e」と両方登場させるようで、ブリッジチップソリューションを継続する可能性が出てきています。ATIは、ネイティブPCI Express版の「R480」しか開発しないようです。nVIDIAは、「半年でGPUの性能を2倍にする」と公言していたので、その通りだとすると「NV40」(GeForce6800)の倍の性能ってことになりますが、3DMark03ベンチでGeForce6800Ultraだとスコアが12000ぐらいですから、「NV48」はスコアが20000以上になる計算になります。AGP版「NV48」が確実に登場するかは不明ですが、登場してくれることを期待したいです。

2004/06/23
インテル、Intel 925X/915とLGA775 Pentium 4を正式発表。情報元
既にアキバでは、Pentium 4 520/530/540/550とi925X/i915シリーズ搭載マザーが多数発売開始されていますが、売れ行きは今ひとつのようです。新チップセットの機能と実力検証はここここを参考にしてください。

2004/06/20
LGA775対応Pentium 4とマザーが一斉にフライングで登場。情報元
Pentium 4 520/530/540/550とi925X/i915シリーズ搭載マザーが多数発売開始されています。

2004/06/12
LGA775対応CPUとマザーがショップブランドPCのシステム販売形式でスタート。情報元
CPUは、Pentium 4 550(3.40GHz)、Pentium 4 540(3.20GHz)、Pentium 4 520(2.80GHz)で、マザーはi915GPチップセット搭載マザー、i915Pチップセット搭載マザーはGeForce PCX 5750搭載PCI Express対応ビデオカードとのセットになっているようです。

2004/06/10
ATIから最新ドライバーのCATALYST 4.6がリリースされています。ダウンロードはここから。

2004/06/09
初のPCI ExpressビデオカードがGigabyteから。情報元
PCI Express対応ビデオカードが、ついに販売開始された。Gigabyte製“GeForce PCX 5750”搭載カード「GV-NX57128D」でGPUの下にブリッジチップが搭載されています。ただし、現状では対応マザーボードは未発売なので使用不可能です。

2004/06/08
RADEON X800 XT搭載のビデオカードがSAPPHIREからデビュー。情報元
RADEON X800シリーズの最上位モデルRADEON X800 XTを搭載したカードの販売開始です。実売価格は驚きの86,100円〜94,800円です。

ATi RADEON X800ProのX800XT化に成功?情報元
前にもご紹介しましたが、X800Proのチップ右上のレーザーカットした箇所を導通させることによりパイプライン16本を有効にする改造に成功したようです。紹介されている改造例では、レーザーカット箇所の導通とBIOSのアップデートにより成功しています。この改造は、自己責任で行なってくださいね。

2004/06/07
PCI Express版GPUは、ATiとnVDIDIAで対応が違う。情報元(ATi)情報元(nVIDIA)
COMPUTEX TAIPEI 2004で、ATiとnVIDIAはPCI Express版GPUのデモや展示を行ったようですが、その実装方法は大きく異なるようです。ATiはPCI Expressインターフェイスをネイティブに実装、nVIDIAはAGP版チップをブリッジチップ「HSI(High-Speed Interconnect)」を介しての実装となっています。性能面では優れているPCI Expressでも、IntelのPCI Express用チップセットの遅れ、ビデオカード以外の周辺装置のPCI Express対応の遅れが響いているようで普及までにはまだまだ時間がかかりそうです。

2004/06/05
ATiのRADEON X800 XT搭載ビデオカードが6月第2週に登場予定。情報元
ATiのRADEON X800シリーズが発表になってから約1ヵ月経ちますが、最速ビデオカードのRADEON X800XTが6月10日ごろ入荷される予定のようです。しかし、販売予定価格は8万円以上とnVIDIAのGeForce6800Ultraをはるかに上回る価格になるようです。ATiの発表では$499だったはずですが。

2004/06/02
ATiが「RADEON Xシリーズ」のPCI Expressネイティブ対応版を発表。情報元

2004/06/01
AMD、新ソケットのAthlon 64 3800+を正式発表。同時にアキバでデビュー 。情報元1情報元2

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