2003年10月01〜31日
2003/10/31
IntelのPentium
4 Extreme Editionは来週出荷。詳細。
秋に開催されたIDFで発表された、Pentium 4 Extreme
Editionが来週出荷される予定です。仕様は、Socket478、800MHz
Quad Pumped Bus、L2キャッシュ512KB、L3キャッシュ2MBで、Athlon64
FX-51の対抗製品として登場します。価格は、$925の予定ですが、$1000という情報もありかなり高価なものになりそうです。
2003/10/29
Diamond
Multimediaがグラフィックカード市場に帰ってきます。詳細。
Diamond
Multimediaがグラフィックカード市場から撤退したのは今から5年ぐらい前でしょうか、現在、製品として残っているのはRio(日本では、RioJapanが扱っています)だけだと思います。Diamond
Multimediaは、ATIとnVIDIAのチップを搭載したグラフィックカードを計画しているようで、詳細はまだ不明ですが、第一弾は11月に出荷するようです。既にDiamond
Multimediaのサイトも準備されているようです。私は、Diamond
Multimedia製のVoodoo2グラフィックカード2枚をSLI接続で使用したことがありますが、Diamond
Multimediaの復活は嬉しいです。
2003/10/28
AMD、DirectX
9対応のN-Bench 3.0を公開。詳細。
と思ったら、すぐ消えちゃいました。(15:35)
AMD、OpteronとAthlonの27機種を値下げ。詳細。
昨日のIntelの価格改定に引き続き、AMDも価格改定を行いました。アキバでは、まだ価格改定は反映されていませんが、今週末あたりはかなり値下げされると思います。
2003/10/27
Intel、Pentium
4を中心に21製品を最大35%値下げ。詳細。
intelは、Pentium 4 3.2〜2.53GHzなどを含む21製品のOEM向け価格を改定した。アキバでは、この価格改定を見越して既に大幅な値下げを先週末行っています。
「Opteron
140」を「Athlon 64 FX-43」に改名?AMD公認。詳細。
一部のショップの価格表に、「Athlon 64 FX-43」が出現。これはOpteron
140をAthlon 64 FXのシリーズナンバーで呼ぶことによって販売促進を図る戦略とのことで、AMDの許可も得ているとのこと。
Prescottの遅延理由は、バスインターフェイス不具合によるステッピング変更。詳細。
IntelのPrescott出荷は約1四半期遅れの来年1月後半から2月頭と発表されている。この、Prescottの出荷が遅れている原因は、Intel
865/875系チップセットのマザーボードだとバスエラーが発生するケースが見つかり、この問題を解決するために、Prescottのパッケージ変更と回路設計変更を行うようです。また、mPGA版Prescottは3.6GHzで打ち止めで、3.8GHz以上はLGA775版でしか供給しないようです。
2003/10/25
早くもGeForce
FX 5950 Ultra搭載カードがアキバデビュー。詳細。
GeForce FX 5950 Ultra搭載カードの第1弾となったのはAOpenの「Aeolus
FX5950 Ultra-DVC256」でレファレンスカードと同じデザインになっています。独自の冷却システムを採用しているLeadtek製の「WinFast A380 Ultra TDH MyVIVO」は近日登場する予定のようです。
2003/10/24
nVIDIA、GeForceFX5950Ultra/5700Ultraを発表。詳細。
nVIDIAは、ForceFX5950Ultra(NV38)と5700Ultra(NV36)を正式に発表しました。5950Ultraはコアクロックが450MHz→475MHzへ、メモリークロックはDDR850MHz→DDR950MHzへと引き上げられています。ベンチ結果は、ここに掲載されています。RADEON9800XTとの比較ではGeForceFX5950Ultraの方はゲームによるばらつきが激しく特にFSAA+異方性フィルタを使用した場合、9800Proより低いスコアになるゲームもあります。
nVIDIAよりForceWareドライバー52.16(18.9MB)が正式リリースされています。Win2K/XP用はここからダウンロード。
Ver5X.XXで、DetonatorFXからForceWareに名称変更したようです。使用できる環境が無いので試していません。
2003/10/23
CATALYST3.8ドライバー問題に関する、ATIの公式回答。詳細。
現在、リリースされているATIのCATALYST3.8ドライバーは、モニターの故障やチップの異常発熱を引き起こす問題があるとのメッセージがAnandtechやThe
Inquirer、NV
Newsなどのサイトに届いていたようで、それに対するATIの回答はカスタマーサポートからの報告ではそのような問い合わせを受けたことがないとのこと、発熱についても分析した結果許容範囲内であるとのことのようです。
私は、CATALYST3.8を使用していますが、今のところ特に異常は見受けられませんが注意しておく必要があるかもしれません。
来週、AMDも価格改定。詳細。
今月26日にintelが価格改定を行いますが、AMDも来週価格改定を行う予定です。ただし、AthlonXPだけのようでAthlon64についての価格改定はまだのようです。
2003/10/21
nVIDIAのGeForceFX5950Ultraは水曜日に発表予定。詳細。
nVIDIAのGeForceFX5950Ultra(NV38)は水曜日にサンフランシスコで発表されるようです。既に市場に出回っている競合製品のATI
RADEON9800XT(R360)とのパフォーマンス比較楽しみです。GeForceFX5700Ultra(NV36)は10月26日に発表予定のようです。
2003/10/20
GigabyteがnVIDIAのGeForceFXチップを搭載したグラフィックカードを来週リリース予定?詳細。
いままで、ATIのRADEONチップを搭載したグラフィックカードをリリースしてきましたが、来週、nVIDIAのGeForceFX5950UltraとGeForceFX5700チップを搭載したグラフィックカードをリリースする予定のようです。RADEONカードと併売するのかは不明ですが、これはAsusと逆の選択になりますね。
nVIDIA Detonator52.16のWindows
2000/XP ベータ版がリリースされています。ダウンロードはここから。
2003/10/16
RADEONシリーズ最新チップ「RADEON
9800XT」搭載カードがATI純正リテールパッケージでついにアキバデビュー。詳細。
並行輸入の初物ですが、比較的流通量は多いようです。「Half-Life
2」のフリーダウンロードチケットが同梱されていて実売価格は68,800円〜69,950円のようです。
今週末には、新RADEON登場か?詳細。
10月1日に発表されたATI RADEON9800XTが今週末登場しそうです。ASUSTeK製のRADEON
9800 XTが入荷予定で、予価は7万円とかなり高価です。ATI純正の並行輸入品も今週末に入荷できるかもとの情報もあり、今週末は今年最後の最速ビデオカードの登場となりそうです。
※ここの情報によると9800XTの発売予定が二転三転しているようです。
K9ベースのOpteron後継プロセッサ、2005年に登場。詳細。
6カ月前に「Opteron」プロセッサをリリースしたばかりで、先の話になっていましますが、米AMDは2005年に後継プロセッサのK9を投入する計画を立てています。K9は複数のコア(マルチコア)を搭載することを検討しているようです。また、マルチスレッディング機能(intelのHyper-Threading
Technologyと似たような機能だと思われます。)についても搭載することを検討しているようです。intelも。マルチコアを計画しているので当分、激しい技術競争になりそうです。
2003/10/14
Asus RADEONビデオカードのレビュー。詳細。
AsusのRADEONチップを搭載したビデオカードのレビューで、ATI純正品カードとの比較画像が掲載されています。9800XTカードの比較画像を見るとAsusのカードにはRAGE
Theaterが搭載されているのが一番の違いとなっています。
nVIDIAのサイトでDetonator
45.33ドライバーがリリースされています。ダウンロードはここから。
2003/10/13
OmegaからATI用ドライバーVer2.4.96がリリースされています。ダウンロードはここから。
2003/10/12
PCパーツレビューのグラフィックカードに「RADEON9800Pro(玄人志向)」を追加しました。
2003/10/11
Intelは1MBキャッシュのPentium4をリリース予定。詳細。
今年後半に、1MBキャッシュ版のPentium4をリリースするという非公式な情報が流れています。Prescottも1MBキャッシュですが、予定されてるPentium4のコアはNorthwoodで、3.2GHz、3.0GHz、2.8GHzが用意されているようです。価格は、10月26日に価格改定ががありますが、512KB版のNorthwoodと同じになるようです。
2003/10/10
Intel、90nmプロセスCPU全品遅延の理由。詳細。
9月に開催されたIDFではデモが行われなかったPrescottですが、12月3日にリリースされるであろうと噂されていましたが、2004年1月〜2月の発表へと変更になったようです。この遅れは消費電力と熱が原因らしいことがほぼ明らかになっていて、Prescott
FMBのスペックはFMB1、FMB1.5、FMB2へとどんどん変わっています。AMDがAthlon64の立ち上げにかなり苦しみましたが、今度は、intelがPrescottの立ち上げで苦しんでいるようです。本来、Athlon64の対抗製品はPrescottでしたが、intelはPentium
4 Extreme Editionを発表し急場を凌ごうとしているようで、価格は$900(10万円)というかなり高い設定になっていますが、パフォーマンスはAthlon64より低いので対抗製品としては不十分のような気がします。Athlon64にとってチャンスかと思います。
nVIDIAのDetonator52.13ドライバーの流出版です。ダウンロードはここから。
2003/10/09
OmegaからATI用ドライバーVer2.4.87がリリースされています。ダウンロードはここから。
ATIからCATALYST3.8がリリースされています。ダウンロードはこちらから、Win2K/XP、Win98/Me。
2003/10/08
マルチチップを前提に開発されたXGIの新GPU「Volari」。詳細。
COMPUTEXにデュアルチップで登場したXGIのグラフィックボードですが、台湾のボードベンダーと設計を進めているようです。この内容を読んでみるとGPUもマルチ化が進むような予感もしますが、なんたってボードが大きくなるのがデメリットですね。画像を見てもかなり長くなっているのでケースを選ぶ可能性があります。昔、Voodoo5のデュアルチップのボードはかなり長かったので小さ目のミドルタワーのケースだと装着できなかった報告も聞きましたが、それに、ボードが長いとメモリースロットのレバーと干渉したりするマザーボードも出てくると思われるので、市場に出てきたとしてもかなりユーザーを選ぶような気がします。それにカードがデカイ割に性能はRADEON9800Pro程度というのもなんですね。コンセプトはいいんですけどね。intelが将来登場させようとしているようなワンチップ内へのマルチGPU化ってできないんでしょうかね。それだとボードもコンパクトに設計できると思うんですがどうでしょう。
ATIとnVIDIAのロードマップ。詳細。
ATIとnVIDIAのロードマップを見ると来年度はAGPからPCI Express
x16への移行の年のようです。ATI R420とnVIDIA NV40が最後のAGP用ハイエンドチップとなるようです。
|
Q4 2003 |
Q1 2004 |
Q2 2004 |
H2 2004 |
|
AGPx8 |
PCI Express x16 |
ATI |
R360、RV360 |
R420 |
R380、R360 |
R423 |
R450 |
nVIDIA |
NV38、NV36 |
NV40 |
NV36X |
NV41、NV42、NV43 |
NV45 |
DirectX |
DX9.0 |
DX9+(Shader
3.0) |
CP
TechnologyがRADEON9800XTの128MB版をリリースする。詳細。
ATIの正式発表ではRADEON9800XTは256MB版のみとなっていたが、CP
TechnologyはPowerCooler RADEON9800XT
128MBをリリースするようです。コア及びメモリークロックは256MB版と同様のようで、価格は256MB版の$499に対して128MB版は$399(4.6万円)と現在の9800Proと同じような価格になるようです。
2003/10/06
ATI
RADEON9800XT/9600XTには自動オーバークロック機能搭載。詳細。
RADEON9800XT/9600XTでは新たに自動クロックアクセラレータ機能ともいうべき「ATI
OVERDRIVE」がサポートされている。チップに内蔵されたセンサーで温度をチェックし、その状態に合わせてコアクロックを変更するもの。この機能によってRADEON980
XTは435MHzまで、RADEON9600XTは550MHzまでクロックを自動的に上げてくれる。ATIでは、出荷時検査で9800XTは435MHz、9600XTでは550MHzでの動作検証を行っているので、ATI
OVERDRIVE機能はすべての製品で問題なく使えるようですが、従来のRADEON9XXXシリーズには温度センサーが搭載されていないので、この機能を使うことはできません。
2003/10/04
Intel Canterwood-ESでPrescottをサポート?詳細。
エントリーレベルサーバー用のチップセットでコードネームがCanterwood-ES(正式名はIntel
E7210で)はIntel
Prescottをサポートするようです。また、サーバーマーケットに登場するときはI/OコントローラはICH-S
(Hance Rapids)を使用するようです。このIntel
E7210チップセットはあくまでも1Uラックサーバー用途としか考えていないようです。
Intel Prescottは2004年第一四半期に登場?詳細。
12月3日に登場すると言われていた、Intel
Prescottですが、台湾のマザーボードメーカーの間では、Intel
Prescottにはいくつか問題が発生していて登場するのは2004年第一四半期になるであろうと言われているみたいです。
パーツレビューのマザーボードに「P4C800-E
Deluxe」を追加しました。
2003/10/02
ASUSTeKがR9800XT/256MBなど5製品を正式発表
。詳細。
ASUSTeKがATIのパートナーに参加したことが伝えられ、今回、RADEON 9800 XTを搭載した「R9800XT/256M」、RADEON 9600 XTを搭載した「R9600XT/128M」、RADEON 9600 SEを搭載した「R9600SE/128M」、RADEON 9200SEを搭載した「R9200SE/128M」「R9200SE/64M」の計5製品を発表。発売時期、価格に関しては未定。
ATI、RADEON
9800 XTとRADEON 9600 XTを正式発表。詳細。
9800XTは9800Proの上位モデルでクロックはコアが380MHz→412MHz、メモリーは700MHz(DDR)→730MHzに向上。RADEON
9600 XTは9600 PROの上位モデルでクロックはコアが400MHz→500MHz、メモリーは600MHz(DDR)で同じ。価格は、9800XTが$499(5.7万円)、9600XTが$200(3万円)となる見込み。購入ユーザーには、DirectX 9に完全対応した「Half-Life 2」がゲームリリース時に無償で提供される予定。
2003/10/01
ATI
RADEON9800XT vs nVIDIA NV38のベンチ比較です。詳細。
ベンチ結果を見ると、やはり噂通りRADEON9800ProやGeForceFX5900Ultraのマイナーバージョンのように思えます。ちょっとがっかりかな。
ATI
RADEON9800XTのレビュー&ベンチマークです。詳細。
RADEON9800XT(R360)はRADEON9800Proより5〜10%速くなっています。価格は9800Proの256MB版では高価でしたが、この9800XTも256MB搭載していてかなり高価になると思われます($499との情報があり5.7万円ぐらいになるかと思います)。メモリーにはHynix製の2.5ns(MAX800MHz)を使用しています。また、このレビューの中にはAsus製の9800XTカードの写真も掲載されていてクーリングはヒートパイプを使用した独特のシステムになっています。NV38もそろそろ登場しそうですが、頂上対決が楽しみです。