2002年07月16〜31日

2002/07/31
次世代Athlon/Opteronのカンファレンスを都内で開催。詳細
各社が対応マザーボードを展示し、年内投入へ力が入っています。アキバでも、マザーボートのサンプル展示が行われたりしていました。私としても大本命なので登場早めて欲しいです。

Samsung純正のPC3200 DDR SDRAMアキバに登場です。詳細

AMDのAthlonXP2400+と2600+にFSB333版投入が検討されているようです。詳細
Thoroughbredコアより新しいコアRev2でFSB333のテストが行われているようです。このRev2はBartonのことでFSB333で登場してくる可能性を秘めています。掲示板の書き込みなので信憑性は乏しいですが。
一方、intelはPentium4 2.8GHzも近く、年末には3.0GHzの投入と元気がいいので、差をつけられっ放しのAMDとしてもHammer投入前に、もうちょっと差を詰めて置きたいところなのかもしれません。ちょっとは期待したいです。

続報。ここにもFSB333のAthlonXPの情報が掲載されています。これで、BartonがFSB333で登場してくる可能性が高くなってきました。

MicrosoftからWindows2000 Service Pack 3(英語版)(128MB)がリリースされています。ダウンロードはここから。

メモリーモジュールメーカーとして定評のあるCrucial Technologyがビデオカード市場に参入。詳細
Crucial Technologyは米Micron Technologyの子会社で、最初に投入するビデオカードはATIのRADEON 8500LEビデオチップを搭載し、メモリチップにはMicron製の128MB DDR SDRAMを採用しています。

SiSからPC1066 RDRAM対応チップセット「SiSR658」を発表。詳細1詳細2レビュー
PC1066の動作を保証し、デュアルチャネルRDRAM(PC800/PC1066)をサポートしたハイエンドなチップセットでWS市場も視野に入れている。その他、AGP 8x、USB 2.0×6、100Base-TX対応Ethernet、5.1chオーディオ、6本のPCIスロットに対応。

2002/07/30
メディアの記録面に絵が描ける“DiscT@2”搭載のヤマハ製CD-RWドライブが発売開始。詳細
DiscT@2機能は、書き込みクローズした(=データの記録を終了した)CD-Rメディアの未記録領域にある記録ピットを使って、0.1mm長のグレースケールパターンをレーザーで文字や画像を書き込む技術で、オリジナルCD作成が、面白そうです。

VIAのP4X400搭載マザー「P4PB400-L」のレビュー。詳細
つい先日発売されたVIAのPentium 4用最新チップセットP4X400を搭載したVIA純正マザーで、Xabreとの組み合わせで初のAGP 8X動作が可能となっています。パフォーマンスはPC800に匹敵し、コストパフォーマンスの高いマザーのようです。しかし、DDR400には未対応とのこと。

AGP 4X vs AGP 8X。詳細
AGP 3.0をサポートしている、グラフィック GPU Xabre400、SiS648チップセットを搭載したreference boardを使用してのAGP 4X とAGP 8X のベンチ比較で3DMark 2001SE、Quake3 Arena、Serious Sam 2、Vulpine GLmarkの比較が掲載されています。ベンチ結果は、解像度が上がると差が殆どありません。私も前に、AGP 2X と APG 4Xの比較をしたことがありますが思ったほどの差はありませんでした。

intelの次世代モバイルCPU「Banias」とBanias後継の第2世代モバイルCPU「Dothan」。詳細1詳細2
来年第一四半期に登場する「Banias」は、0.13μmプロセスで1MBのL2キャッシュを搭載、しかし、同クロックNorthwoodの5〜6倍の価格になるのが最大の弱点。「Dothan」は来年の第四四半期に登場し、製造プロセス技術は90nm(0.09μm)、L2キャッシュ2MBとなります。「Banias」「Dothan」に無線LANチップをバンドルし、付加価値をつけようとしています。

2002/07/27
SIGGRAPH 2002でATIがRADEON8500 GPU×4のグラフィックカード出展。画像
4個のRADEON8500 GPUを搭載し、256MB DDRメモリー、64bit PCIのグラフィックカードのようです。幻のカードVoodoo5 6000(だったかな?)を思い出します。

MatroxのParhelia最新Win2K/XPドライバーVer1.00.04.231。ダウンロードはここから。

ATIのRADEON9000PROチップ搭載グラフィックカード、Creativeと玄人志向から発売、アキバに登場。詳細1詳細2
コア275MHz/メモリ550MHz(275MHz DDR)、メモリチップはHynix製DDRメモリ(3.3ns、300MHz DDR駆動対応)を64MB搭載、AGP 8Xに対応、RADEON 8500とほぼ同等の機能を備えているのでコストパフォーマンスの高いグラフィックカードといえます。

米AMDはデスクトップ用のAthlon XPを最大20%値下げ。詳細
新価格表では、AthlonXP2200+は$241から$230へ(5%)、2100+は$224から$180へ(20%)、値下げしています。

2002/07/26
Windows XPの最新サービスパックを8月にリリース予定。詳細

現在開催中のSIGGRAPH 2002で次期「GeForce5」と目されるNV30の情報が公開。詳細
NV30のプロセスルールは0.13μm、総トランジスタ数1億2000万、コアクロックは400MHz超、ビデオメモリは128ビットDDR IIメモリを採用。AGP 8X対応、CineFXアーキテクチャ、グラフィックスパイプライン8本、T&L時に動的なジオメトリ処理が可能、Direct X9に対応。
NV30自体の発表は11月ごろで、Direct X9.0も同時期に発表されるようです。

もうひとつ3Dlabsの新GPU「P10」搭載の「WildCatVP」で3Dゲームのデモンストレーションが行われていた。詳細

IntelがHyper-Threading版Pentium 4を今秋へ前倒し。詳細
Pentium 4(Northwood:ノースウッド) 3.06GHzでHyper-Threadingをイネーブルにし、3GHz以上はHyper-Threading有り、3GHz未満はHyper-Threading無しとするようです。
この前倒しは、年内に登場するHyper-Threadingを持って来るHammerへの対抗策のようです。

2002/07/25
DDR400公式対応チップセット“P4X400”搭載マザー「P4PB 400-L」がVIA純正品ブランドから登場。詳細
DDR400、AGP 8Xに対応したPentium4用マザーです。ただし、DDR400の動作が確認できているのはSamsung製チップ“K4H560838D-TCC4”搭載モジュールだけのようです。
現在のところ、PC3200(DDR400)はJEDECの正式な承認を受けていないし、VIA自体 Pentium4のライセンスを有していないので人柱向けの製品ですね。

intelが新『Pentium 4』リリースを前倒し。詳細
Pentium4 3GHzをクリスマスショッピングシーズンに間にあうよう発売するようです。AMDがHammerの発売を前倒しにしないと、intelにより差をつけられることになります。更に価格改定によってPentium4とAthlonXPとの価格差がなくなるのでAMDの立場は益々弱くなります。

8月上旬にPentium 4/2.53GHz,最大約63%の値下げ,などインテル既存CPUが大幅に値下げされるとの噂詳細

DirectX 8.1対応低価格ビデオカード対決RADEON 9000 PRO vs Xabre400」。詳細
GeForce4MXではサポートしていないピクセルシェイダーをサポートしているので表現力では差を付けています。Xabreはバーテックスシェーダ(バージョン1.1)に関してはソフトウェアにより実現されているためアプリケーションによっては認識しない場合があるようで、3DMark2001SEやCOMANCHE 4では認識しなかったようです。
ベンチ結果を見るとRADEON9000PROはGeForce4MX460の性能を上回っているようです。
パフォーマンスと表現力ではRADEON9000PRO、コストパフォーマンスではXarbeがGeFoece4MX460より優勢と言ったところです。

intelはPentium 4 2.40GHzのステッピングを現行のB-0からC-1に変更。詳細
このステッピング変更よってクロックアップ耐性向上が期待されます。

2002/07/24
intelは533MHzベースのi845GVチップセットを9月に登場させる予定。詳細
intelはDDR333ベースの i845PEとi845GEを10月に登場させる直前に、i845GVチップセットを登場させるだろうとのこと。このi845GVはi845GLアップデートバージョンで統合化されたチップセットのようです。価格はi845GLより$2〜3高くなり、i845GLと同じく内臓グラフィック機能のみでグラフィックカードの使用はできません。ローエンドマシン市場ではSiSのチップセットの方が機能が多く、グラフィックカードも使用できるため、intelは弱い立場に立たされています。

intelのPentium4次期コアであるPrescott 3.20GHzがロードマップに登場してきます。詳細
Prescottは2003年下半期に登場するPentium4の次期コアで製造プロセスは90nです。最初のPrescottは3.20GHzで登場する予定で、hyperthreadingについても紹介するようです。
この第三四半期中には、Pentium4の2.8GHz($508)、2.6/2.66GHz($401)、2.53/2.5GHz($243)を紹介する予定。

2002/07/23
グラフィックチップ市場で中小メーカーが復活。詳細
トライデントが来月『XP4』チップを発表する。ミッドレンジを狙ったグラフィックチップでトランジスターも約3000万個とATIのハイエンドなカードの1億個と比べてかなり少ないです。グラフィックカードの価格は$70(1万円以下)とかなり買いやすい価格です。トライデントって耳慣れないグラフィックチップメーカーかもしれませんが、現在はノートパソコン用のグラフィックチップを製造しています。しかし、もともとはデスクトップパソコンのグラフィックチップを製造していてアキバでもまれにジャンク品でトライデントのグラフィックカード見かけます。でも、古いカードなのでISAバスだったかと思います。
淘汰されてきた中小メーカーからこのような製品を出してくることは大歓迎で、ユーザーの選択肢がこれで増えますね。
Platform ConferencenではHammerの詳細やDDR400対応チップセットなどが話題の中心だった。詳細
AMDのAthlon(ClawHammer)はL2キャッシュは256KB/512KB、Opteron(SledgeHammer)は512KB/1MB。
SamsungのDDR400はすでにサンプルの提供は開始されていてBGAパッケージではなく従来通りのTSOPを採用とのこと。DDRUは512Mbitで開発が進んでいる。
チップセットでは、VIAとSiSが説明。VIAはPentium4用でDDR400対応のP4X400を発表。SiSも同じく、Pentium4用DDR400対応のSiS648DXをデモ。しかし、ご存知の通りVIAはPentium4プラットフォームのライセンス受けていないですね。

2002/07/22
nVIDIAの最新WDM 1.16ドライバー。ダウンロードはここから。

2002/07/21
AMDのHammer用CPUクーラー登場。詳細
CPUもマザーも発売されていないのに気の早いこと。それとも、なんらかの予兆なんでしょうか。そういえば、Toroughbredコアのリテール品はなかなか登場しないし、2200+以外のモデルも登場しないし、Hammerに全精力使って登場を前倒ししようと言うのでしょうか。これは、私の希望的観測ですけどね。

intelの845Gチップセットはゲームプレイヤーの頭痛の種。詳細
i845Gはグラフィックコントローラーに問題を抱えているようです。intelのここにゲームソフトごとの問題点を掲載していますが、このリストで「No Known Problems」欄に、「Intel 82845G graphics controller」が無いゲームソフトは問題が無いよう用に見えますが、何らかの問題があるようです。例えば、「Project IGI」「Quake III Arena」「Rollcage」「The Sims」「Small Soldiers」などでは重大な問題があるようです。ゲームソフトによってはこの問題を解決したPatchが用意されているようです。

DDR400 Kills Rambus」、Pentium4でメモリーがDDR400とRambus(PC1066)とのベンチ比較です。詳細
この中で、COMPUTEX台北で登場したSiS648チップセット(DDR400正式対応はSiS648DXからです)を搭載したマザー(Shutlle製)とi850E、i845Gチップセット搭載マザーのベンチ比較が掲載されています。(SiSはPentium4プラットフォームのライセンスをintelから受けています。しかし、VIAはライセンスを持っていません。)
DDR400(PC3200)メモリーは、実クロック200MHzで3.2GB/secの帯域、方やRambus(PC1066)メモリーは、実クロック533MHz、モジュール当たり2.1GB/sec、2chでは4.2GB/secの帯域幅です。これを踏まえてベンチ結果を見ると「SiSoft Sandra 2002」のMemory BenchではさすがにRambusが圧倒的に強いですが、それ以外ではi850Eにかなり肉薄した結果となっています。
この結果を見せられると、SiS648DXチップセット搭載マザーの登場が楽しみになります。また、SiSはSiS655チップセットを今後登場させる予定ですが、このチップセットはDDRの2ch構成が可能でDDR333で5.4GB/secの帯域幅となり、RambusのPC1066を超える帯域幅を実現してきているのでパフォーマンスにかなり期待できるのではと思います。Pentium4ユーザーはSiSの動きに注目です。
これらの情報を見ると私もちょっとPentium4&SiS655へ心が動きます。

2002/07/19
・ATIのRADEON9000Pro搭載カード、Creativeアスクから7月下旬&末に発売開始。
・MatroxのParhelia最新Windows2K/XP用ドライバーVer1.00.03.230(5.65MB)です。ダウンロードはここから。
・ATIのRADEON9700(R300)の内部構造。詳細

2002/07/18
・HighPoint製のSerial ATA対応RAIDカード「RocketRAID 1520」発売開始。詳細1詳細2
Serial ATAインターフェイスは2ポートで、最大データ転送速度150MB/s、IDEデバイスが接続できる変換アダプタ2個標準で付属。しかし、Serial ATA対応ドライブがないし、人柱向けアイテムですね。
・ATIのRADEON9700デモムービーです。デモムービー

2002/07/18
・ATIからRADEON9700リリース。プレスリリース詳細1詳細2詳細3
RADEON 9700とGeForce4 Ti 4600のベンチ比較では、3DMark2001、Quake III ArenaでGeForce4 Ti 4600の2.2〜3.1倍のパフォーマンスです。
RADEON9000も発表され即日出荷とのこと、RADEON9700は約一ヶ月遅れで出荷するようです。価格はRADEON9700は$399(約4万円半ばといったところ)。RADEON9000は$109(約1.3万円)。RADEON9000Proは$129(約1.5万円)。
これでATIが最速グラフィックカードの座に返り咲きです。

2002/07/17
・Asusからi850Eチップセット搭載マザー「P4T533」にRIMM4200同梱版が発売開始されました。詳細
同梱されているRIMMはSamsung製256MBモジュールで型番は“MD16R1628AF0-CN9”となっています。
・nVIDIAのnForce2搭載マザーの発表レポート。詳細
nForce2とKT333のベンチ比較では5〜10%パフォーマンスアップ。Shuttleからキューブ型ケース用マザー、Asustek、ABIT、EPoX、Chaintech、MSIの展示もあったようです。

2002/07/16
・nVIDIAがHammer向けチップセット「Crush K8」の計画を発表。詳細
ノースブリッジとサウスブリッジを統合したワンチップになっています。製造プロセスは0.15μでHammerが発表される30日前に出荷開始するようです。
・nVIDIAのnForce2チップ正式発表。詳細
ビデオ機能なしモデルとGeForce4MX相当のビデオ機能内蔵モデルの2種類が発表されています。メモリーはDDR400/333/266、AGPは8Xにも対応しています。
メモリーの2チャネル構成が可能でピークの時帯域幅は6.4GB/sec。8月末に量産開始。

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