2011/02/27公開


iPhone 4 を最低料金で使うには!

今使っている携帯は約4年間使ってきたので、そろそろ、機種変更と思い。それなら、今流行りのスマートフォンに変更しようと考えました。でも、 月の支払いはあまり増やしたいと思っていないので、「GALAPGOS」もちょっと検討しましたが、まだ、機種代金の実質的な負担額が高いので、そうそうにパスし、実質的な負担額の低い「iPhone4」の16GBモデルを機種変更候補として、プライスプランも検討し最低料金で「iPhone4」を使うためにいろいろ検討してみました。参考になればと思います。


1.できるだけ最低料金でiPhone4を使うための支払シミュレーション

1)最低料金にするためのモデル選択
iPhone4には、下記の2モデル用意されており実質負担額(2011年2月26日現在)は下記のようになります。ここは、当然、実質負担額の低い16GBモデルを選択です。
iPhone4
料金内訳 16GBモデル 32GBモデル
パケットし放題フラット 実質負担額 480 0
パケットし放題 for スマートフォン 実質負担額 960 480

2)プライスプランの選択
iPhone4の料金プランは2種類あり、下記の価格設定になっています。(2011年2月26日現在)
店員はバリュープログラム(i)を勧めてきますが、最低料金で使用することが大前提なので標準プログラムに加入。
iPhone 4 16GBモデル
料金内訳 標準プライスプラン バリュープログラム(i)
iPhone4本体(24回) 1,920
月月割額 -1,440 -1,920
機種支払月額 480 0
ホワイトプラン 980
S!ベーシックパック(i) 315
パケットし放題フラット - 4,410
パケットし放題 for スマートフォン 1,029〜4,410 -
パケット数12,250以内使用時の支払合計 2,900 5,705

パケット数12,250以内だと標準プログラムが2,805円お得

パケット数52,500以上使用時の支払合計 6,371 5,705
パケット数52,500以上だとバリュープログラム(i)が666円お得

3)最終的な月額の支払をシミュレーション
現在利用しているサービスと毎月支払っている金額を調べ、「iPhone4」16GBモデルで月額支払ができるだけ安くなるサービスのプランを検討してみました。ただし、「スーパー安心パック」を利用していたので、それに代わる「AppleCareProtectionPlan」は入れました。下記が機種変更前と「iPhone4」16GBモデルに機種変更後の月額支払シミュレーションの例です。
標準プライスプランでの月額支払シミュレーション
料金内訳 機種変更後 機種変更前
機種代金 24回払い 1920 - 0

月月割額

割引 -1440 - 0

基本料金プラン

ホワイトプラン(i) 980 ホワイトプラン 935
パケット料金 S!ベーシックパック(i) 315 S!ベーシックパック 300
パケットし放題 for スマートフォン 1029 パケットし放題 980
オプション AppleCareProtectionPlan
7800円一括支払いを月額換算
325 スーパー安心パック 475
小計 2900円(標準プライスプラン)+325円 3225 - 2690
ポイント割引 18ヶ月まで利用可能 -480 - -
最終合計 - 2,745 - 2,690
  機種変更後では55円プラスとなりました。ただし、19ヶ月目以降はポイント割引が無くなるので535円プラスです。
  許容範囲内ということで、iPhone4 16GBモデルに機種変更決定
※上記プランは小生の場合の一つの例として参考にしてください。料金プランは自分に合ったプランを店員の方に相談し選択するのが一番かと思います。

2.iPhone4に買い替え

iPhone4 16GBモデルに買い替えし、標準プライスプランに加入しました。
iPhone4 本体 と 同梱内容 iPhine4本体


3.iPhone4を最低料金で使用するための設定

iPhone4を最低料金で使用するためには、買い替え後の設定が重要になります。

1)モバイルデータ通信を「オフ」にする
なんと言ってもパケット料金を最低料金の1,029円に抑えるのが重要でパケットが発生しないようにモバイルデータ通信を「オフ」にします。
「設定」をタップ 「一般」をタップ 「ネットワーク」をタップ 「モバイルデータ通信」をオフ
※上記の画面は既に「Wi-Fi」が設定された状態です。
SMSメールと電話を使用することはできますが、MMSメール、インターネットは使用することはできなくなります。ただし、インターネットについては無線LAN(Wi-Fi設定)を設定することによって利用可能になります。

2)MMSメールを「オフ」にする
メールには下記の3種類あります。
SMSメール ソフトバンク携帯間での利用限定で、1メッセージ最大70文字のメール送受信可能。 モバイルデータ通信及びWi-Fiが常に「オフ」でも利用可能。
MMSメール 最大300KBまで送受信可能で写真などデータ添付のメールに利用。
ソフトバンク以外の携帯とのメールはこれを利用。
写真など添付して1メッセーイの容量が大きくなるとソフトバンク携帯でも利用することになる。
モバイルデータ通信が「オン」の時のみ利用可能でWi-Fiが「オン」でも利用不可。
「@i.softbank.jp」メール 最大1MBまで送受信可能。メールボックス容量は200MB。
一般的なインターネットメール。
モバイルデータ通信もしくはWi-Fiが「オン」の時に利用可能。ただし、両方とも「オフ」でもSMSに受信通知が届く。

モバイルデータ通信のみでしか利用できないMMSメールの利用は「オフ」に設定します。

「SMS/MMS」をタップ

「MMS」をオフ
親戚、友人、職場の人達には「@i.softbank.jp」メールアドレスを通知して切り替えてもらうようにするといいと思います。

「My SoftBank」から「メール設定(MMS)」で受信拒否の設定を行います。
「メール設定(MMS)」をタップ

「迷惑メールブロックの設定」の
「変更する」をタップ

「個人設定はこちら」をタップ
「受信許可・拒否設定」の
「受信拒否リスト設定」をタップ
「利用設定」を「設定する」にし
「Eメールを全て拒否する」
画面下の「設定する」をタップ
これで、迷惑メールを停止させることができます。


3)モバイルデータ通信を利用する場合でも最低料金に抑えるには
無線LANの無いところで、どうしてもモバイルデータ通信を利用する場合でもパケット数が12,250以内のだと1,029円の最低料金で利用可能だ。
iPhone4では「モバイルデータ通信の利用データ量」の統計情報を取っているので使用状況を確認することができます。
「設定」-「一般」-「使用状況」で確認できます。
モバイルデータ通信の
利用データ量

表示の単位は「KB」ですので、1,029円以内に収める最低料金上限データ容量(KB)を算出してみます。
128byte(1パケット)×12,250パケット(最低料金上限パケット数)÷1,024byte(1KB換算)=1,531KB
上記画像の例だと156KB(送信)+671KB(受信)=827KBで1,531KB以内に収まっているのでパケット料は1,029円になります。
モバイルデータ通信を限度ギリギリ使い切るような利用方法は、あまりお勧めできません。あくまでも、緊急避難的な利用として考えてください。


4.iPhone4でパケット代を1,029円の最低料金に抑える条件のまとめ
iPhone4でパケット代を1,029円の最低料金に抑えるには下記の設定や使用方法に注意し、徹底することが絶対条件です。
モバイルデータ 通信は基本的に常に「オフ」にする。
もし、モバイルデータ通信を使用する場合は利用データ量を1,531KB以内に抑えること。
モバイルデータ通信を一旦「オン」にして利用した後、すぐに「オフ」にしてモバイルデータ通信でのパケット発生を抑えること。
safari、YouTube、マップなど、インターネットは「Wi-Fi」(無線LAN)を利用する。
インタネットのサイトを数ページ開いただけで最低料金データ量の1,531KBを超えてしまいます。
ソフトバンク携帯間でもMMSメールは利用しない。
「@i.softbank.jp」メールを利用する。

上記の料金プランは2011年2月26日現在のプランの一例です。その時々の料金プランの中で最低料金で利用できるかは店員の方に相談し、自分に合ったプランを選択するのが一番かと思います。








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