2007/02/05公開

Windows Vista Ultimate レビューパート2(2007年2月12日追加)


Windows Vista Ultimate DSP版です

約5年ぶり(WindowsXP OEM版は2001年10月26日発売開始でした)に新しいWindowsこと「Windows Vista」が1月30日に発売開始となりました。時差の関係で日本が世界で最初の発売国となったようです。急いで購入する気はなかったのですが、3日遅れで2月2日に「Windows Vista Ultimate DSP版」を購入しました。
既に雑誌や各サイトでかなり紹介されていますが、ちょっと古めのPC環境ではたして動作するのか試してみました。参考にしてください。

1.Windows Vista Ultimate DSP版のパッケージ

「Windows Vista Ultimate DSP版」は、クイックスタートガイド小冊子とDVD1枚という簡単なパッケージングになっています。パッケージの後ろにはプロダクトキーのシールが貼られています。
私が購入したときのWindowsXP OEM版ではCDケースは無く自分でCDケース購入しましたが、今回のWindows VistaはDVDケースになっていて保管しやすいです。

Windows Vista Ultimate DSP版 のパッケージ パッケージの後ろにプロダクトキーのシールが貼られています

2.ちょっと古めのPC環境でWindows Vista のデュアルブート環境構築してみよう

今回、Windows Vista をインストールするPC環境は3年前ではゲーム用PCとして最強スペックだったんですけど、今ではちょっと見劣りしますね。時代の流れの早いことを痛感しますです。
WindowsXPとVistaの比較と、メインPCで使用しているアプリケーション(ほとんどゲームですが)が動作するか不安なのでテストを兼ねてテスト用のPCでWindowsXPとWindows Vistaのデュアルブート環境を構築します。

Windows Vista Ultimate インストール環境
CPU intel Pentium4 3.2GHz Hyper-Threading ON
メモリー Winbond BH-5 256×2 = 512MB
マザーボード Asus P4C800-E Deluxe (i875P)
HDD HITACHI Deskstar 7K80(80GB)
DVDドライブ OEM版DVR-A05ドライブ(IO-DATA製「DVR-ABP4])
サウンド オンボード ADI AD1985
ネットワーク オンボード intel CSA 82547EI Gigabit Ethernet Controller
ビデオカード ATI RADEON 9800Pro
プリンタ プリントサーバー NetHawk 100WP経由 Canon MP950
OS WindowsXP Pro SP2 を別パーティションにインストール済み

Windows Vista Ultimate 推奨されるシステム要件
CPU 1 GHz 32 ビット (x86) または 64 ビット (x64) プロセッサ
メモリー 1 GB のシステム メモリ
HDD 15 GB 以上の空き容量を持つ 40 GB のハード ドライブ
ビデオカード 次をサポートする DirectX 9 グラフィック
・ WDDM 対応ドライバ
・ 128 MB のグラフィック メモリ (最小)
・ ハードウェアでの Pixel Shader 2.0
・ 1 ピクセルあたり 32 ビットの色深度
DVDドライブ DVD-ROM ドライブ
サウンド オーディオ出力
ネットワーク インターネット アクセス

3.Windows Vista のインストール開始です

デュアルブート環境を構築するためには、ハードディスクに最低でも2つのパーティションを用意します。ひとつのパーティションへ事前にWindowsXPをインストールしておきます。残りのパーティションへWindows Vista をインストールします。
さて、Windows Vista のインストール開始です。開始早々、WindowsXPとはかなり異なりビジュアルなインストール画面に変貌していことが分かります。インストール手順を簡単に説明します。

(CRT画面直接デジタルカメラで撮影している関係でかなり汚い画像になっています。画面をクリックすると拡大画像が表示されます。)
(1)インストール最初の画面 (2)プロダクトキー入力画面 (3)インストールの種類選択
最初に左のような画面が表示され、WindowsXPのインストール画面よりかなりビジュアルな画面になっています。
ここでは、内容を変更する必要ないと思いますので「次へ」のボタンをクリックします。
ライセンス認証のプロダクトキー入力画面もかなり異なります。
プロダクトキーはパッケージの裏面に貼られているシールに記載されていますのでそのキー(ハイフンは自動追加されるので入力しません。)を入力します。
ここでオンライン状態になったとき自動的にライセンスの認証を行うか選択できます。私は、ネットワークドライバーが正しくインストールされるか判らなかったのでチェックを外しました。
WindowsXPのインストールされている環境でWindows Vistaをインストールしたためか、「アップグレードは無効となっています」というメッセージがでます。
ここでは「カスタム(詳細)」を選択します。
(4)インストールの場所を選択 (5)ハードディスクへインストール開始 (6)ネットワークの設定
Windows Vistaのインストール場所を選択します。
左の画面の「ディスク 0 パーティション 1」はWindowsXPがインストールされているパーティションなので、「ディスク 0 未割り当て領域」を選択し「次へ」をクリックします。
再度スクラッチインストールする場合は、「ドライブ オプション (詳細)」の中に「フォーマット」が選択できるようになっていますので、フォーマットを実行してからインストールします。フォーマット時間はWindowsXPの時よりかなり早いです。
ハードディスクへのインストールが開始されますが、WindowsXPのようにフォーマット処理の表示はありません。 各設定画面が表示されますが、WindowsXPと一番異なる設定は、ネットワーク設定で「家庭」「職場」「公共の場所」の3種類から選択できます。
どれを選択していいか分からない場合は、とりあえず「公共の場所」を選択します。
この後に、PCのパフォーマンスチェックが数分間行われます。

4.Windows Vista のインストール完了だ〜、起動してみよう

PCを起動すると下記のブート画面が表示されます。「Microsoft Windows Vista」が既に選択されていますのでそのままでも十数秒間まてばWindows Vistaが起動されますが、Enterキーを押せば即起動が開始されます。

WindowsXPとVistaのデュアルブート画面

WindowsXPは必要なドライバーインストール後のデスクトップ画面です。Windows Vista はインストール直後のデスクトップ画面です。インストール直後だと、Windowsサイドバーが表示されていないですね。(これは後で説明します。)

WindowsXPのデスクトップ画面 (解像度1280×1024) WindowsVistaのデスクトップ画面 (解像度1280×1024)

さて、ハードディスクの占有はどのくらい違うのか見てみます。WindowsXPは約3.3GB、Windows Vista は倍以上の約7.3GBハードディスクを占有しています。しかし、現在のハードディスク市場では320GBが1万円前後で購入できるので、このくらいの容量は心配しなくていいかと思います。

WindowsXPのディスク占有容量 WindowsVistaのディスク占有容量

なんて言ったってドライバーがインストールされなければデバイスは使用できません。各メーカーからVista対応ドライバーがリリースされていますが、ちょっと古めのパーツだとまだドライバーが用意されていない場合があるようです。各メーカーのサイトを確認し、Vista用ドライバーリリースされているかチェックする必要があります。
・ネットワークドライバー:今回使用した、Asus P4C800-E DeluxeマザーだとネットワークアダプタはVista標準ドライバーがインストールされていました。
・サウンドドライバー:サウンドドライバーはインストールされませんでした。Asusからも今のところサウンドドライバーのリリースはありません。
・ディスプレイアダプタドライバー:RADEON 9800ProはVista標準ドライバーがインストールされていました。NVIDIA、ATI(現AMD)からはVista用ドライバーがリリースされています。
・プリンタドライバー:プリンタ本体のドライバーはCanon、Epson共にVista対応版がリリースされています。しかし、我が家はプリントサーバーのNetHawk100WPを使用しています。メーカーからはドライバーは2月下旬とのリリース情報が上がっているのでちょっと我慢です。

WindowsVistaのデバイスマネージャ

4.メモリ512MBだとWindowsサイドバー使えないの?

メモリが512MBだと、インストール直後だとWindowsサイドバーが表示されません。これは、下記画像を見るとメモリが512MBだとスコアが2.9とパフォーマンスがかなり低いためです。メモリが1GBの場合は、スコアが4.5と一気に跳ね上がりインストール直後にWindowsサイドバーが表示されます。

メモリーが512MBだとメモリスコアは 2.9 メモリーが1GBだとメモリスコアは 4.5

基本スコアについてWindows Vistaのヘルプより引用してみました。Windows Aeroを使用するためには基本スコアは「3」である必要があるようです。基本スコア「2.9」はあと一歩だったようです。

基本スコア 説  明
1〜2 最も一般的なコンピューティングタスクを実行するために十分な性能が備わっています。ただし、Windows Aeroを実行するための性能は不足しています。
Windows AeroとWindows Vistaの多くの機能を基本レベルで実行できます。ただし、HDTVのコンテンツ再生がうまくいかない場合があります。
4〜5 Windows Vistaの新機能を完全な状態で実行できます。

Windows Vista の目玉機能の一つとしてWindowsサイドバーとガジェットがあります。パフォーマンスの基本スコアが低いとインストール完了後にWindowsサイドバーが表示されません。これは、画面の動作が遅くなるのを避けるためと思われます。Windowsサイドバーとガジェットを使いたい場合は、「Windowsヘルプとサポート」を使って「サイドバー」検索し検索結果の「Windowsサイドバーとガジェット(概要)」を選択するとその説明の中に「サイドバーを開くには」というところにクリックできる箇所があるのでクリックするとWindowsサイドバーが開きます。
Windowsサイドバーを開いた後は、ガジェットを追加することができます。また、Windowsサイドバーのプロパティを開いて「Windows起動時にサイドバーを開始します」にチェックして置きます。
ワイド画面のディスプレイじゃないとWindowsサイドバーはちょっと邪魔です。ワイド画面のディプレイが欲しくなってしまします。

Windowsサイドバーはヘルプから開く Windowsサイドバーの表示とガジェット追加

アクセサリからWindowsサイドバーを起動することができます。(2007年2月12日追加)
アクセサリーからサイドバー起動

5.Windows Aero ってどうなの?

Windows Vista の目玉機能の二つ目として、Windows Aeroがあります。これも基本スコアが低いとインストール直後はデザイン設定が「Windows Vistaベーシック」になっていて画面の動作に影響を与えないようにしています。デザイン設定の「配色」の「Windows Aero」を選択することによってWindows Aeroを利用できるようになります。

クラシックスタイルの[デザイン]プロパティを開く デザインの設定で「Windows Aero」を有効にする

「Windows Vista ベーシック」と「Windows Aero」の大きな違いは、後ろが透けて見える「Aero Glass(エアロ・グラス)」を利用するか否かの違いです。基本スコア2.9でもそれほどレスポンスは落ちません。

Windows Vista ベーシック設定 Windows Aero 設定

Windowsフリップ3DもWindows Aeroの代表的な機能の一つでWindows フリップ3Dを使用するには、「Windowsキー」を押しながら「TABキー」を押すと下の画像のように起動しているアプリケーションが3D表示に切り替わります。「TABキー」を押すかマウスのホイールを動かすことによってアプリケーションを回転させて移動します。基本スコア2.9でもそれほどストレス無く動作します。意外です。
デモンストレーション効果は最高ですが、ここまでしなくてもって感じもします。

Windows フリップ3D

6.親父〜なコメント

ちょっと古めのPC環境でもサウンド以外はインストールできましが、メモリは1GBは必要かと思います。でも、今すぐにWindows Vistaに替えたほうがいいかというと、ちょっと古めのPCを使っているユーザーにはお勧めできません。まだ、ドライバーが出揃っていないのでもうちょっと待った方がいいと思います。どうしても、「Windows Vista」を使い方は自分のPCがWindows Vistaに対応したドライバーがリリースされているか調べてからの方がいいと思います。
使ってみた感想としては、意外とレスポンスがいいことです。ハードディスクへのアクセスが少なく、10個ほどの画面を開いてWindowsフリップ3Dを使用してもハードディスクへのアクセスはありませんでした。また、IEを使用していてもディスクへのアクセスで変に遅くなったりすることは無く、全体的にストレスを感じさせないよう工夫されているように思いました。

ドライバーまだ揃っていないと言う事で、我が家のメインPCは当分WindowsXP Proで頑張ります。


今後、順次いろいろな機能をテストしますので、テストが完了しましたらご報告したいと思います。


Windows Vista Ultimate レビューパート2(2007年2月12日追加)

1.SB Audigy2 サウンドカード装着、でもEAXの3Dサウンドは無効?

Asus P4C800-E Deluxe のオンボードサウンドチップAD1985のドライバーがまだリリースされていなしので、Creative SB Audigy2のサウンドカードを使用し、テストすることにしました。ただし、ドライバーはベータ版のみのリリースでEAXは利用することはできません。これは、Windows VistaではWindows XPで実装されていたDirectSound用HAL(Hardware Abstraction Layer)が廃止されたためにDirectSound3D(DS3D)やEAXといったマルチチャネルオーディオのハードウェアアクセラレーションが利用できなくなっています。そのため、DS3DやEAXのみに対応する従来のゲームでは、Vista上でマルチチャネルオーディオが使用できません。なんでこんな仕様にしたかは詳しくは分かりませんが、新しい3DオーディオAPIの「OpenAL」に対応したためではないかと思われます。
Creativeでは、対応方法としてEAXをOpenALに変換し3Dオーディオを有効にするユーティリティー「ALchemy」のベータバージョンをリリースしています。このユーティリティーを利用できるのは、今のところSoundBlaster X-Fiシリーズ(Extreme Audioを除く)だけで、OpenAL 1.1に対応するWindows Vista用ドライバが必要になるようです。
ただし、ゲーム自体がOpenALに対応(「Battlefield 2142」や「QUAKE 4」は対応しているようです)している場合は、「ALchemy」は必要ないようです。
「ALchemy」は下記のサイトからダウンロードできます。
http://preview.creativelabs.com/alchemy/default.aspx

テスト風景 (SB Audigy2サウンドカードを使用) SB Audigy2 のドライバーはまだベータ版です


2.Windows Vista は WindowsXP より速くなったの?

Windows Vistaはキャッシュ技術の一種である「Super Fetch」という技術を取り入れ、大幅に高速化したというのがうたい文句です。ユーザーのよく使うアプリケーション(IEやOutLookなど)を解析し起動時にメモリにプリロードするという代物です。さて、その通り速くなったのでしょうか。

実際に起動時間を測定してみました。ReadyBoot機能も使用してみました。何回も測定を行い安定して出る時間を採用しています。結果から言うとWindowsXPと大差ありませんでした。

Windows Vista Windows XP
スリープ状態からログイン画面が表示されるまでの時間 5秒 6秒
スリープボタンを押してからマシンが停止するまでの時間 10秒 5秒
デュアルブート画面からログイン画面表示までの時間 34秒 30秒
IE起動からMSNサイト表示までの時間 4秒 3秒
IE起動からMSNサイト表示までの時間(ReadyBoot) 4秒 -

Windows ReadyBootは、USBメモリやSDメモリカードなどを「Super Fetch」のキャッシュとして利用するものです。上記の測定結果を見ると差は出ませんでした。今後、大容量で転送スピードの速いUSBメモリが登場することで高速化が図れると思われます。

ReadyBoot用に512MBのUSBメモリを使用 ReadyBootの設定

ベンチソフトによる測定も行ってみました。PCMark05については、DirectX9.0cがインストールされていないと起動できなかったのでDirectX9.0cの環境で想定しています。3DMarkについては、DirectX10を使用しての測定結果です。3DMark06 v110はDirectX9.0cがインストールされていないとエラーとなったため測定していません。3DMark03ではWindows Vistaでは、Sound測定ができませんでした。これは、ドライバーがベータ版であることが考えれれます。
結果を見ると、3DMark03以外は、WindowsXPの方がスコアが高くなっています。

PCMark05 Build120
  Windows Vista Windows XP
PCMarks 3167 3264
HDD_XP Startup (MB/s) 7.56 7.59
Physics and 3D (fps) 96.11 130.24
Transparent Windows (Windows/s) 1045.77 591.33
3D Pixel Shader (fps) 48.42 51.17
Web Page Rendering (Pages/s) 1.04 2.94
File Decryption (MB/s) 61.23 62.53
Graphics Memory - 64 Lines(fps) 619.96 265.7
HDD - General Usage (MB/s) 5.06 4.45
Multithreaded Test 1 Audio Compression (KB/s) 1264.61 1287.62
Video Encoding (KB/s) 186.21 192.81
Multithreaded Test 2 Text Edit(Pages/s) 43.3 51.78
Image Decompression (MPixel/s) 12.44 13.39
Multithreaded Test 3 File Compression (MB/s) 2.64 2.86
File Encryption (MB/s) 17.42 17.56
HDD - Virus Scan (MB/s) 26.53 29.42
Memory Latency - Random 16 MB (MAccess/s) 8.41 9.33

3DMark05 Build130
  Windows Vista Windows XP
3DMarkScore 2741 3132
CPU Score 4198 3822
GT1-Return to Proxycon (fps) 11.6 14.2
GT1-Firefly Forest (fps) 8.5 8.9
GT1-Canyon Flight (fps) 13.4 15.7
CPU TEST1 (fps) 2.7 2.0
CPU TEST2 (fps) 2.9 3.2

3DMark03 Build360
  Windows Vista Windows XP
3DMark Score 5800 5687
Game Test GT1-Wing of Fury(fps) 189.6 170.9
GT2-Battle of Proxycon(fps) 37.6 42.3
GT3-Troll's Lair(fps) 33.7 32.9
GT4-Mother Nature(fps) 37.2 34.2
CPU Test CPU Score 677 532
CPU Test1(fps) 73.7 58.6
CPU Test2(fps) 12.3 9.6
Feature Test Fille Rate (Single-Texturing) MTexcels/s 1692.5 1461.7
Fille Rate (Multi-Texturing)MTexcels/s 2913.3 2483.4
Vartex Shader(fps) 19.0 21.9
Pixel Shader 2.0(fps) 53.8 38.9
Ragtroll(fps) 24.1 23.7
Sound Test No Sound - 63.6
24 Sound - 56.1
60 Sound - 47.9


3.豊富になったマルチメディア機能

Windows Vista Ultimate と Home Premium はWindows Media Center を使用することができます。TVの再生や録画テストについては、カノープスからMTVX2004HFのドライバーがまだリリースされていないので見送りました。しかし、マルチメディア機能はかなり豊富です。初心者だと別途にソフト購入する必要がないです。

Windows Media Center 音楽ライブラリの表示
ギャラリーの表示(ウェザーニュースや映画の配信などがあります)

Windows XP ではInter VideoなどのDVDデコーダを購入しインストールしていなければMedia PlayerでDVDを再生することはできませんでしたが、Windows Vistaでは、標準でDVDデコーダが入っているようなのでDVD再生が可能です。

Media Center による DVD再生 Media Player による DVD再生

上記以外に、WindowsXP同様ムービーメーカーも標準で搭載されています。他に目新しいところでは、WindowsDVDメーカーが搭載されていてメディアファイルをDVD化することが可能です。また、他にも写真のアルバムを作成することもできます。


4.Windows Vistaはゲーム用としては?

私の知る範囲では現在のところWindows Vistaを正式サポートしているゲームは、「Flight Simulator X」のみだと思われます。個人的には、ゲームはシムレースが中心なのですが、残念なことにロジクールの「GT FORCE Pro」のPC用ドライバー(WingMan)はVista用がリリースされていません。これでは、ゲームソフトがインストールされてもコントローラーが使えないのでゲーム用としては使えません。やっぱり、まだメインマシン用としてはちょっと使えませんです。

Microsoft Flight Simulator X


5.Windows Vistaはどのエディションが買いなの?

最後に、Windows Vistaには「Home Basic」「Home Premium」「Business」「Ultimate」の4エディションが用意されています。今回、「Windows Vista Ultimate」を購入しましたがファイルの暗号化ができること、ホストとしてのリモートディスクトップ機能が使用えることが「Windows Vista Home Premium」と一番違うところです。Windows Aero や フリップ3D、マルチメディア機能を使いたいでもファイルの暗号化までは必要ないという方には「Windows Vista Home Premium」が一番お勧めです。価格的にも「Windows Vista Ultimate」より8千円ほど安いです。








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