2008/05/13公開


1プラッタ 320GBのSeagate製ハードディスク
　　　　　Barracuda 7200.11 320GB （ST3320613AS）


WD5000AAKSに続いて1プラッタ 320GBのSeagate製ハードディスク「Barracuda 7200.11 （ST3320613AS）」の320GBモデルを購入しましたので、ST3320613ASとWD5000AAKSの性能を比較してみました。


１．製品仕様
ST3320613AS仕様
容量
回転数
インタフェース
データ転送レート
キャッシュ
 320GB
7200ｒｐｍ
Serial ATA 3Gb/s
115MB/s
16Ｍｂytes

Barracuda 7200.11 (7200rpm,SATA 3Gb/s,16MB)
ST3320613AS


２．ベンチ測定環境
Barracuda 7200.11 （ST3320613AS） の測定環境
ＣＰＵ
メモリー
ＶＧＡ
マザー
サウンド
OS
ファイルフォーマット		 intel Xeon E3110 (3.0GHz)
SanMax DDR2-800 CL5 hyni 1GB×2=2GB
ATI HD2900XT（R600）（CATALYST 8.4）デフォルトクロック
Asus P5W DH Deluxe（i975X + ICH7R）BIOS 2704beta
オンボード（Realtek Semiconductor ALC882M）
WindowsXP Professional SP2 DirectX9.0c
NTFS



３．ベンチマーク結果

CrystalDiskMark 2.1
Barracuda 7200.11 （ST3320613AS） WD Caviar SE16 （WD5000AAKS）


SiSoftware Sandra Lite XII.2008.SP2 (File System)
　 ST3320613AS WD5000AAKS
Drive Index (MB/S) 104.95 79.6
Buffer Read (MB/S) 59.92 217.79
Sequential Read (MB/S) 129.81 93.11
Random Read (MB/S) 65.11 58.84
Buffer Write (MB/S) 60.08 157.33
Sequential Write (MB/S) 128.16 89.89
Random Write (MB/S) 60.40 66.12
Average Access Time (ms) 8 6


SiSoftware Sandra Lite XII.2008.SP2 (Physical Disks)



HD Tune 2.55 グラフ

Barracuda 7200.11 （ST3320613AS）
WD Caviar SE16 （WD5000AAKS）



４．温度測定
ハードディスク 温度
ST3320613AS 40℃
WD5000AAKS 43℃


５．総合評価

１）最大転送レートは130MB/s超えの超高速
ベンチ結果を見ると、「ST3320613AS」は130MB/sを超える超高速転送レートで「WD5000AAKS」を圧倒しています。SiSoftware Sandra Lite XII.2008.SP2 (File System)では「ST3320613AS」と「WD5000AAKS」の得意項目が違うようで「ST3320613AS」はシーケンシャルリード/ライトの性能の高く、「WD5000AAKS」はバッファーリード/ライトの性能が非常に高い結果になっています。また、アクセスタイムは「WD5000AAKS」の方が良い結果となっています。

２）「ST3320613AS」の温度は？
最近のHDDは高性能ということもあってか40℃を超えます。「ST3320613AS」は「WD5000AAKS」よりも低めの40℃でした。筐体自体の高さは20mmと「WD5000AAKS」の25.4mmより5mmも低いのでケースのスペースが狭くても楽に搭載することができます。

３）システムディスクとしても最適
「WD5000AAKS」の320GB版との比較ではないので、公平は比較にはなっていませんが「ST3320613AS」はシーケンシャルアクセスが非常に高い性能を発揮していますのでシステムディスク用としては「WD5000AAKS」以上のパフォーマンスアップを発揮するもと思います。





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