2009/08/08公開


ハイパフォーマンスなSeagate製大容量ハードディスク
　　　　　Barracuda 7200.11 １.5TB


地デジ録画用にWestern Degital製ハードディスク「WD5000AAKS-A7B0」を使用していましたが、容量も目いっぱいになってきたので、我が家としては初めての１TB超えのハードディスク1.5TBのSeagate製Barracuda7200.11「ST31500341AS」を購入しました。
公表されているデータ転送速度の最大値は120MB/秒とのことですが、ベンチデータを取ってみましたので参考にしてください。


１．製品仕様

Barracuda 7200.11 （ST31500341AS）仕様
容量 回転数 インタフェース キャッシュ データ転送速度	1.5TB（1プラッタ 375GB） 7,200rpm Serial ATA 3Gb/s 32Ｍｂytes 最大120MB/秒

Barracuda 7200.11 （ST31500341AS） (7,200rpm,SATA 3Gb/s,32MB)

２．ベンチ測定環境

Barracuda 7200.11 （ST31500341AS） の測定環境
ＣＰＵ メモリー ＶＧＡ マザー サウンド OS ファイルフォーマット	intel Core 2 Quad Q9650 (3.0GHz) SanMax DDR2-1066 CL5 ELPIDA 2GB×2=4GB （銅(Cu)配線プロセス） XFX GeForce GTX260 Black Edition Asus Maximus II Formula（P45 + ICH10R） ONKYO製 SE-2000PCI LTD WindowsXP Professional SP3 DirectX9.0c NTFS

３．ベンチマーク結果

CrystalDiskMark 2.2
Barracuda 7200.11 （ST31500341AS）	WD Caviar Green （WD10EADS-00L5B1）

SiSoftware Sandra Lite XII.2009.SP3 (Physical Disks)

HD Tune 2.55 グラフ

Barracuda 7200.11 （ST31500341AS）

WD Caviar Green （WD10EADS-00L5B1）

４．温度測定

ハードディスク	温度
ST31500341AS	49℃
WD10EADS	47℃

５．総合評価

１）Read/Write共に120MB/秒の高性能
我が家のハードディスクの中では、容量320MBのBarracuda7200.11「ST3320613AS」が「HD Tune 2.55」ベンチで最大130MB/秒超えを記録していますが、この「ST31500341AS」は「HD Tune 2.55」ベンチで最大125.8MB/秒を記録し、CrystalDiskMark 2.2のシーケンシャルRaadでは127.5〜129.7MB/秒を記録し、「ST3320613AS」に迫るとも劣らない高性能ハードディスクです。

２）温度はちょっと高め
「WD10EADS」では47℃でしたが、「ST3320613AS」では49℃とちょっと高めなのが気になり不安が残ります。長時間使用することが多いのでハードディスク専用のヒートが必要だと思いました。

３）1GB当たりの単価も7.5円とかなり安くなった1.5TBの大容量ハードディスク
ハードディスクもかなり安くなり、SAMSUNG製のハードディスクだと1GB当たりの単価が7円で1万円を割る価格になっています。容量が2TBの製品も出ていることから1TBや1.5TBのハードディスクは更に価格が安くなると思われます。地デジの録画データはハイビジョン放送ということもあって1時間程度だと6.7GBの容量を消費しますので大容量ハードディスクの低価格化を大歓迎です。