2004/10/01公開


Serial ATA II インタフェース対応のMaxtor製ハードディスク
  
   MaXLine  III


「100万時間のMTTFを実現する設計」と性能より信頼性の高さを謳い文句にしているMaxtor製ハードディスク 「MaXLine Plus II」に続いて「MaXLineIII」が9月初めに販売開始されました。信頼性以外にSerial ATA II に対応し、NCQ(Native Command Queing)やホットプラグに対応しているのとキャッシュが16MB搭載しているので購入してみました。いままで購入したHDDとをベンチ比較してみました。


1.製品仕様
MaXLine III
7B250S0
容量
回転数
インタフェース
平均シークタイム
キャッシュ
250GB
7200rpm
Serial ATA II
9.3ms
16Mbytes
Serial ATA用の電源コネクタなので、パラレルATA用の4ピン電源コネクタは使用できないので注意が必要です。



3.ベンチ測定環境
MaXLine III、MaXLine Plus II、Barracuda 7200.7 Plusの測定環境
CPU
メモリー
VGA
マザー
サウンド
OS
ファイルフォーマット
Pentium4 3.20GHz 
SanMax Winbond BH-5 チップ PC3200 CL2.5 256X2=512MB
ATi RADEON9800Pro ドライバー CATALYST 4.8 【CATALYST 3.10】
Asus P4C800-E Deluxe(Intel 875P) BIOS Ver 1016 【BIOS Ver 1014】
Creative Sound Blaster Audigy 2 Digital Audio
WindowsXP Professional SP1 DirectX9.0c 【DirectX9.0b】
NTFS

【】はBarracuda 7200.7 Plusの測定環境

 
Deskstarの測定環境
CPU
メモリー
VGA
マザー
サウンド
OS
ファイルフォーマット
IDEドライバー
AthlonXP2400+ 2.01GHz 
Crucial Micronチップ PC2100 CL2.5 256X2=512MB
ELSA GLADIAC 925ViVo (GeForce4Ti4600) ドライバー Ver45.23
Gigabyte GA-7DXR+(AMD761) BIOS F9
Creative Sound Blaster Audigy 2 Digital Audio
WindowsXP Professional SP1 DirectX9.0b
NTFS
VIA IDE miniport driver v3.20b



4.ベンチマーク結果

MaxLinePlusII、7200.7Plus、Deskstar 7K250、180GXP、120GXPは前回のベンチ結果を使用してます。

HDBENCH3.30
  MaxLineIII MaxLinePlusII 7200.7Plus 7K250 180GXP 120GXP
Read 54150  55053 61207 52837  42260 44251
Write 64850  64200 62796 56449  44271 46799
FileCopy(100MB) 67112 43125 36668 25441  24803 26416
※バラツキが多いので10回テストして一番いい結果を採用しました。


SiSoftware Sandra 2004 (File System Benchmark)
  MaxLineIII MaxLinePlusII 7200.7Plus 7K250 180GXP 120GXP
Drive Index 38095 40046 40777 36191  30030 30928
Buffer Read (MB/S) 127 72 82 66  64 68
Sequential Read (MB/S) 55 58 60 54  43 45
Random Read (MB/S) 8 9 9 8 8
Buffer Write (MB/S) 62 73 75 63  63 68
Sequential Write (MB/S) 55 56 60 52  43 42
Random Write (MB/S) 18 20 11 11 10
Average Access Time (ms) 7 6 6 6 6

※7K250、180GXP、120GXPは、「SiSoftware Sandra MAX3!」で測定。 


Ziff Davis Media WinBench99 Ver2.0
  MaxLineIII MaxLinePlusII 7200.7Plus 7K250 180GXP 120GXP
Disk Inspection tests

 

Begining(KB/s) 58400 60600 64700 59600 56300 47000
End(KB/s) 33200 34600 36900 32800 30800 25200
Disk Access Time 15.4 14.8 14.7 15.8 12.5 15.6
Disk CPU Utilization(%) 87.4 98.2 83.4 16.8 91.6 12.0
Disk WinMarks Business Disk WinMark99 5520 45100 10700 6720 5840 5120
High-End Disk WinMark99 Overall 21500 45100 25600 19600 17200 16700
AVS/Express 3.4 22500 30400 24100 17500 13200 12700
FrontPage98 99600 137000 158000 159000 145000 131000
Micro Station SE 22900 62200 29000 21600 23100 20700
PhotoShop 4.0 12400 20800 14500 13500 11600 10900
Premiere 4.2 16400 42500 13300 9980 9390 9690
Sound Forge 4.0 51800 97800 44000 35200 26000 24500
Visual C++ 5.0 15000 58700 40400 21800 20100 20300


Disk Inspection testsグラフ
MaxLineIII
MaxLinePlusII
Barracuda7200.7Plus
Deskstar7K250

Deskstar180GXP

Deskstar120GXP



5.温度測定
  側面温度
MaxLineIII 46.9℃
MaxLinePlusII 41.0℃
Barracuda7200.7Plus 39.1℃
Deskstar7K250 37.9℃
Deskstar180GXP 39.5℃
Deskstar120GXP 33.0℃
※Barracuda7200.7Plusは、WinodwsXPインストール中に測定しました。
  MaxLineIII、MaxLinePlusII、Deskstarは室温27℃、WinBench99のDisk Inspection tests中に測定しました。


6.総合評価


1)本来の性能を発揮させるにはSerial ATA II 対応チップセットかインタフェースカードが必要
ベンチ結果を見ると、「MaxLinePlusII」よりも寂しい結果で、HITACHIの7K250と同等の性能しか発揮しませんでした。Serial ATA IIの注目機能である、効率的なデータアクセスを行うNCQ(キュー内で最大32までのコマンドの並び替えを行って処理を効率化し、データ・スループットを向上させ、システム・パフォーマンスを向上させる)サポートしたチップセットを搭載したマザーかSerial ATA II対応インターフェイスカードじゃないと本来の性能を発揮しないようです。今回は、インタフェースカードは購入しなかったので、購入した際には、再度テストしてみたいと思います。

2)Maxtor製ハードディスクは温度が高め
「MaXLinePlusII」も本体側面の温度はベンチ中40℃を超えましたが、「MaxLineIII」でも40℃を超え47℃近くにまで達してしまい、Maxtor製ハードディスクは、HITACHIやSeagateよりも温度は高めのようです。しかし、仕様では、動作温度は5〜55℃となっているので問題無いかと思われます。

注)137GBを超えるHDD使用にはSP1適用済のWindowsXPが必要
137GBを超えるHDDを使用する場合、特に古いマザーボードを使用する場合はマザー自体が137GB以上をサポートしているか確認する必要があります。また、Windows2000 SP3およびWindows XP SP1以降で使用されるATA/ATAPI ドライバが必要となり、Windows2000はSP3、Windows XPはSP1が適用されている必要があります。Windows2000 SP3およびWindows XP SP1 以前のOSを使用すると容量を正しく認識しないので注意してください。




 

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