2005/08/09 公開
CAV方式により業界最高水準の記録速度と高い互換性、徹底した静音設定
パイオニア純正 DVR-A09-Jドライブ
OEM版DVR-A05ドライブ(IO-DATA製「DVR-ABP4])を購入してからかなり経つので、そろそろもっと高速書き込みのできるDVD-R/RWドライブでDVD±R DLメディアに対応したドライブをと思い、同じパイオニア製の最新の純正DVD-R/RWドライブ DVR-A09-J ドライブを購入してみました。でも、OEM版DVR-A05ドライブは2.5万円で購入したのにDVR-A09-Jは1万円を切る安さ、中にはもっと安いドライブもあり、DVD-R/RWドライブもかなり買いやすくなりました。ベンチテストも行ってみたの参考してください。
1.製品仕様
DVR-A09-J付属品 | DVR-A09-Jドライブ本体 |
DVR-A09-Jドライブの測定環境 | |
CPU メモリー VGA マザー サウンド OS ファイルフォーマット |
Pentium4 3.20GHz Winbond BH-5チップ 256MB×4 = 1,024MB PC3200 CL2.5 (SanMax 、A-DATA) ATi RADEON9800Pro ドライバー CATALYST 5.6 Asus P4C800-E Deluxe(Intel 875P) BIOS Ver 1022 Creative Sound Blaster Audigy 2 Digital Audio WindowsXP Professional SP2 DirectX9.0c NTFS |
4.ベンチマーク結果
Nero CD-DVD Speed 4.00 による Benchmarkグラフ
三菱製 DVD+R DL
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三菱製 DVD+R DL 書き込み
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三菱製 DVD+R DL 読み込み
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太陽誘電製 16倍速DVD-R 書き込み
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太陽誘電製 16倍速DVD-R 読み込み
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台湾製 16倍速DVD-R
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台湾製 16倍速DVD-R 書き込み
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台湾製 16倍速DVD-R 読み込み
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参考
OEM版DVR-A05ドライブ (IO-DATA製「DVR-ABP4」)
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5.総合評価
1)初歩的なミスでBIOSアップデート失敗
いままで、DVD-R/RWドライブはUltraDMA66用ケーブルを使用していたので、そのまま使ったらBIOSアップデート時に書き込みできないとういエラーになってしまいました。ケーブルが原因であることを発見するまで1日費やしてしまいました。UltraDMA100のドライブなのに違うケーブルを使えばエラーになるのはあたりまえでした。なんという初歩的なミス。。。。(;_;)
幸運にもBIOS情報転送時にエラーになったのでケーブル交換後は無事BIOSアップデート成功です。BIOS書き込み中だったら使用できなくなっていたでしょう。
2)メディアによって書き込み速度が違う
太陽誘電製メディアは内周まで安定した書き込みができますが、台湾製メディアは16倍速対応となっていますが、実際は12倍速止まりでした。三菱製のDVD+R DL は2.4倍速対応となっていますが6倍速での書き込みが可能でした。どうも安定した書き込み、仕様通りの書き込み速度を望むのであれば国産メディアがお勧めです。
3)高性能になったDVD-R/RWドライブ
DVR-A09-JとOEM版DVR-A05ではCPU利用率は4倍速を比較しするとDVR-A09-Jは18%、DVR-A05は29%と圧倒的にDVR-A09-Jの方がCPUの依存度が低いことがわかります。読み込み転送スピードはバーストレートがDVR-A09-Jは36MB/s、DVR-A05は25MB/sと当然ですがこれもDVR-A09-Jが圧倒的に速いです。